先日、仕事の関係で入会している地区の夏祭りを見てきた。
場所は都内でも有数の賑やかで発展している某区だ。
某区で働き初めて1年位経つが、あまり地域性というものは感じられなかったのだが、祭りを見てるとたくさんの地域住民が参加し、楽しんでいた。
祭着に着替え、男女問わず神輿を担ぎながら街を歩き、一方では屋台の準備に終われてる方々がいた。
どの姿も生き生きとしてる。
屋台の準備が出来た。
焼きそばにフランクフルト、かき氷にミルク煎餅など限られたものしかなかったが、大勢の人が並び、ちょっとした行列店さながらの感じだった。
少し耳を傾ければ、各所にてちょっとした井戸端会議が始まり、浴衣姿の子供ははしゃぎ、年配の方々は東京音頭、炭坑節などを流しながら踊っていた。
そんな光景を見てる内に焼きそばの購入順番が回ってきた。
購入したのはいいが、食べる場所がなかったので、路地裏でこそこそと食べた。
味は薄く、なんか物足りなさを感じたが、それは地元民でない自分自身が祭りに馴染めていないからそのように感じたんだろうか。
よく、何かしらのテレビレポーターが下町や田舎の料理を食べた時、「素朴な味」とか「おふくろの味」などと表現を使うが、あの焼きそばの味も似ていた気がする。
ただ、やはり物足りなさはあった。
故郷が恋しいのかもしれない、と思った。
最近、地方では過疎化が進み、または財源関係で祭りは減っているようだが、祭りは街を賑やかにするためのパフォーマンスだ。
どんなに小さな祭でもそれなりに賑やかにしたくなるもので、街が一丸となって頑張る姿を見られたのは非常に有意義だった。
Tag: 屋台
最新記事
月別アーカイブ
記事検索
アクセスカウンター
- 今日:
- 昨日:
- 累計:
QRコード