最近話題のホテルでの食材偽装問題、次々と他のホテルから出てくるので驚嘆している。
老舗で日本随一の帝国ホテルでさえ偽装していたのだから、これでは「このホテルも偽装してるのか?」と勘ぐってしまう人も多いのではないか。
近年の物価上昇による食材のコスト増と観光客・宿泊客の減少はなかなか歯止めが利かない。
低下価格路線でも消費者が満足する傾向が強くなっていることも今回の問題の要因だろう。
景気低迷により生活環境も一変する中、企業としても一定の売り上げを出さなければいけないために今回の問題を引き起こしてしまったのか。
それではただの「わがまま」な子供と同じだが、子供だって親の言うことは守るのに今回問題を起こした企業は守るどころか「信用」を失ってしまった。
叱ってくれる人間がいて、それを守ることが出来れば一番いいのだが、目先の利益ばかりに囚われてしまうことは企業の一つの「病」だ。
会社経営は難しい、「株主」がいて、「銀行」がいて、「顧客」がいて、「従業員」がいる。
優先すべきところを1つでも間違えてしまえば会社は傾いてしまう。
何事もそうだが、改めて「経営層」は褌を締めなおし、「従業員」は「顧客」を優先に考え、「株主」と「銀行」は利益よりも「信頼」をメーンに考えていかなければいけないだろう。
銀行の暴力団に対する融資問題も同様だが、「コンプライアンス」という問題が改めて注目されている今、法令だけでなく、企業の規則・規範、一般常識・マナーも同時に見直してもらいたいものだ。
今日のひとこと
「巨人と楽天・・・・・どちらにも勝ってもらいたいけど、今年はあえて楽天に期待!」
Tag: 企業
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