久々に東京駅構内を散策した。
ここ数年の再開発の結果、地下街には店が多く出展し盛況している。
とりわけ飲食関係が充実しており、各地の名店がこぞって出店していた。
仙台の伊達の牛タン、名古屋の矢場とん、つけ麺で有名な六厘舎をはじめ、企業ではグリコやカルビー、森永製菓などが駅限定のお菓子などを売っている。
飲食だけではない。
各TV局の番組関連グッズを取り揃えたアンテナショップ、有名キャラクターの専門店など多岐に亘っている。
駅周辺でも地方のアンテナショップをはじめ、有名ブランド店や書店、百貨店に入っているテナントなどが出店し、こちらも大盛況だ。
東京駅舎が新しくなり、ホテルも出来たのである種の観光地化になっていることも一つの要因だろう。
私も時々散策しては商品を買ったり食事もするのだが、先日感じたことがある。
このままでは地方へ行く必要性が無くなってしまうのではないかと。
インターネットの普及により、地方の特産物も簡単に手に入るようになったし、動画で観光地を見ることも出来るようになった。
それに地方出身者が都会へ行き、そのまま定住してしまうことで過疎化も深刻化している。
そんな中で、地方が名産にしているものがもっと身近になってしまい、その結果、観光や買い物をする客が激減すれば地方は破綻してしまう。
新幹線の開通も進み、高速道路もより使いやすくなり観光なんか以前より楽になったり、ツアーなんかも安く行けるようになったが、ある種の足枷になるのは間違いないだろう。
本来であれば地方への集客や移住等が目的なはずが裏目に出ている格好だろうか。
有難味が遠く感じるようになってしまった今日今頃である。
近くなりすぎるのもいけないのでは?
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