某県で発生したいじめ問題には怒りを覚えた。
生徒も教師も市も教育委員会すらも気付きながら面と向き合わなかった結果、被害者は自殺に追い込まれ、真相は闇に消えようとしていた。
報道内容を聞くだけで怒りが込み上げてくる。
いじめは社会問題なのだが、いつの間にか日本の文化と化しているのが余計に怒りを覚えた。
いじめは辛い。
私もいじめられた経験があるからよくわかる。
弱い人を見つけるとすぐに小馬鹿にしはじめ、やがて暴言・暴力になり、いじめる仲間も増える。
大抵がほとぼりが過ぎるといじめは無かったかのように消え、思い出みたいな扱いになる。
気にしなければそれはそれでいいが、身体的に残ることもある。
昔のことを思い出のように言う仲間もいるが、正直今も許していない部分はある。
被害者の傷は消えにくいのだ。
この報道を発端に他のいじめ問題も出てきた。
しかし、これだけではないだろう。
もっとこれからいじめについての話題が出てくるだろう。
我々はそれを真摯に受け止め、再発防止に動かなければならない。
一番いいのは刑法で裁くことだと私は考える。
いじめた側には懲役刑や社会的制裁、それに準ずる者は社会奉仕活動、教員側は教師資格の剥奪や停止、
役所では関係者の懲戒処分が適当だろうか。
被害者側からすればいじめた側に対して求めるものはそれ以上のものだと思う。
だが、まずは再発防止を行うことが行政の急務だろう。
増税よりも人の命を守ることが一番なのではと思うのは私だけだろうか。
いじめは消えないのか…
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いじめは消えないのか… へのコメント一覧
これを読んで感動しました。
私もかつてのいじめ被害者の一人でした。
加害者は大勢なのに被害者は数人もしくはたった一人の状況の中でかつては誰も信じる事など出来ない孤独感をずっと味わいました。
今は、いじめ加害者達も多くは誰かの親になっている事でしょうが、私は言いたいです。
かつてのいじめ加害者達に自分の子供達に向かって「いじめは駄目。してはいけない。」なんて言えるのか?と。
私から見れば、全く説得力に欠けると思いますね。
自分達は、かつて平然といじめを行っていて今になっていじめはいけないだなんて自分の子供にだけはぬけぬけと言える立場なのか?と逆に問いたいです。
それとも「いじめ加害者なら少なくともいじめられずに済むからずっといじめ加害者でいろ。」とか寧ろそれならば、ある意味でずっと説得力があるのかも知れないですよね。
「因果応報」や「三つ子の魂百までも」とは言いますが、いじめ加害者の子孫もずっといじめ加害者の世の中になったなら…末恐ろしい事ですよね。
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