Archives : 2014年02月

意外と答えは単純なのかもしれない

与信関係の試験を受けようと思い、入門テストに挑んだが、合格の大台に乗れず落ちてしまった。

といっても25問の4択を20分で解くというシンプルなもので、問題も内容を理解していればすぐに出来るものなのだが、意外とそういう問題ほど落とし穴がある。

文面を読めば理解出来るような問題もあれば、すでに答えに近いヒントがある。

にも関わらず、深読みをしてみたり、合っていたのに同じ回答が全体の問題で2問もあるはずがないと考えたりしてせっかく合っていたものをわざわざダメにしてしまう。

それさえしなければ合格をしていたかはわからないが、案外簡単なところに答えはあるのだろうと改めて思った。

些細な喧嘩から国際問題まで答えを出さなければいけないことはたくさんある。

しかし、我々もそうだが人は何でも難しく考えようとしているのではないのだろうか。

もう少し頭を柔らかくし、相手のことも考えてから答えをだす方が何事もいい方向へ進むように思える。

何事も意外と単純なのだから、もう少し我々も単純になるべきだ。


今日のつぶやき
「ゴーストライターも合作にしていればこんなに騒ぎにならなかったのに。これも単純な答えか・・・・・」

孔子の教えと自分自身を比べてみる

先日、大学の仲間との飲み会があった。

出会ってから10年近く経つが、みんな変わらず、社会に出ても頻繁に会えるのだからこれほど有難く、仲間に恵まれていることは非常に嬉しい限りだ。

しかし、年々無理を出来なくなっている自身をはじめ周囲を見ていると歳を重ねることが億劫になってしまう。

そんな時、高校の授業で学んだ中国の孔子という儒学者の一節を思い出した。

「吾十有五而志于学、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而従心所欲 不踰矩」

これでは何を書いているかわからないので訳してみる。

『子の曰く、吾れ 十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順がう。七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。』     

もう少しわかりやすく訳してみる。

「わたしは十五歳で学問に志し、三十になって独立した立場を持ち、四十になってあれこれと迷わず、五十になって天命(人間の力を超えた運命)をわきまえ、六十になって人の言葉がすなおに聞かれ、七十になると思うままにふるまって、それで道をはずれないようになった。」

今年で28になろうとしている私としては孔子の一節では独立した立場に近い位置にいる。

このまま推移すれば道に外れず、平均寿命当たりで終焉するだろうが、現実にこのような流れに沿った生き方など簡単には出来ない。

諸説、考え方もたくさんあるからここでは何ともし難い。

だが、今の自身はどうなのだろうかと思った。

まだまだ程遠いし、ここまで立派な人間にはなれていない。

とはいえ、理想や野心というものも少なからずあるし、未来もある。

先はどうなるかわからないから今を精一杯生きているが、過去を振り返らないことは無いし、未来も予想している。

まだまだ上にも下にも負けてはいられない。

だが、そろそろ無茶は出来ないから身の丈よりほんの少し背伸びをしても支障がない程度に生きていこうと考えている。

まだまだ好奇心も向学心も向上心もあるからこそ、ちょっとゆとりを持ってみた方がいいのかもしれない。

とはいえ、もう少し無茶は止められそうも無いから抑止力を持たないといけない。

今日の一言
「鬼は外、福は内」とは言うものの、福より鬼ばかり。そろそろ福が欲しいころ。神様一つ良しなに。



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